2023年振り返り&2024年抱負
お久しぶりです。
あの頃どうしてたっけな~といつか振り返るために、この年の瀬に簡単な記事を残したいと思います。来年の今頃に見返して、面白いものになるといいな。
2023年振り返り
1.関東移住
2022年10月末頃から仕事の関係で関東へ移住しました。不慣れな生活も1年以上経てば慣れてくるもので、生活サイクルが安定しています(平日家を出る20分前まで布団の中でゴロゴロするサイクル安定しすぎている)。
関東移住に伴い、関西住みの方と遊び機会が減ってしまいましたが、なぜか関東にいる友人の方が多いことと、実家にいるより機動的に動けるようになった結果、誰かと遊ぶ機会が増えたように思います。旅行とかも含めて今年遊んでくれたみんな、本当にありがとう。来年以降もたくさん遊べると嬉しいです。
一部の人は良く来てましたが、来年もうちにも遊びに来てくれな。
2.将棋
関東移住に伴い、社団戦に参加させてもらいました。誘ってくれた大学同期には感謝しかないです。レベルの高いチームの中で、自分が足を引っ張らないようにと後ろ向きな発想の中で将棋を指すのは、大学将棋を思い出して楽しかったです。
別途、クラブカップ・西日本団体戦にも出ました。特に西日本団体戦は散々な結果でしたが、団体戦は大好きなので来年も出ます。出るのは決定事項ですが、メンバーは未定なので時期が近付いたら、チーム組んでください。
棋力は成長しているのか微妙ですが、毎度のごとく採用戦法がぐちゃぐちゃに変わっていっています。社団戦中は先手中飛車+後手色々(角頭歩・ノーマル三間・後手石田とか)、社団戦後は雁木中心、今は石田流中心にしようかなぁとぼんやり考えています。
戦法しっかり固定して経験値積んだり、研究できるような人になりたいと思っていたけど、もう無理なことを悟りました。
2024年抱負
1.仕事
誰も興味なさそうなので、備忘録でさらっと。
今のところやめる予定はないので、プライベート最優先しつつ、無難な評価を得られる程度に頑張って仕事に取り組む。休日は遊びます。
2.将棋
それなりにやる(振り返りでも記載の通り、団体戦は日程合えば基本参加)。
将棋やってる人と将棋の話をまともにできるように、それなりには将棋やっていきたいですね。
ウォーズばっかりやってたせいもあり、ウォーズでそれなりに勝てても(今は勝てなくなりましたが)、大会の時間ある将棋でヘロヘロになってることが多すぎたので、できれば簡単な大会に出たり、24とかのウォーズよりも考える将棋への取り組みを増やしていけたらいいなと思っています。24で2300維持、2500タッチを人生の目標にしているので、それに近付けたらいいな。
あと、できれば社団戦は来年も参加したいなぁ。。。
この記事を見て、社団戦シーズンに人が足りない!みたいになった際は一声ください。(今年入ってたところに続投してもらえる可能性もありますが)
3.交友関係
将棋に通ずるところもありますが、来年以降も交友関係を大事にしていきたいなと思っています。学生時代は家から出るのがめんどくさい引きこもり生活してしまっていたので青春を取り戻すべく、誘われたら予定合えば全参加、なるべく予定埋めながら色んな人と遊びたいなと思っています。いうて、旨いもの食べることと、将棋やカタン等のボドゲぐらいしかやることないのですが、それに幸せを感じているので同じような人無限募集です。
つらつら思いついたこと書きなぐっただけの記事になってしまいました。
抱負とは違いますが、周りが少しずつ結婚していったり子供ができたりしていってるのを見ると、とても幸せな気持ちになるので、私も少しは進展あるといいなと思っています。
来年は抱負に対して自己採点で100点取れる1年にしたいですね。
みなさん1年間お疲れ様でした、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
【初心者向け】将棋を始めて学ぶべきこと
書きたいと言っていた初心者向け記事についに着手します。
一気に書いてもどうせ抜け落ちる部分が出てくるので随時更新します。
見てる人の棋力帯的に参考にする人はほぼいないと思いますが、思想にかなり偏りがあると思われるので、ご注意ください。
優先順位順に1~並べます
1. ルール、駒の動き
2. 相手の玉の詰ませ方、寄せ方
3. 形勢判断の仕方、勝つために目指すべきこと
4. 駒得の仕方
5. 良い形、悪い形
6. 戦型選択について
1. ルール、駒の動き
当たり前のことですが、ルールを把握しましょう。初めは駒の動きを把握するのが難しいかもしれませんが、ここさえ乗り切れば将棋を楽しめる土壌が整うと言っても良いです。
駒の動きはぐぐってもらうとして、ルールについて少し触れます。
①自分の玉が詰まされる前に、相手の玉を詰ます
※詰むの概念が少し難しければ、取られる・取るに置き換えて良いです
②二歩は禁止
③動けない駒を打つのは禁止(一段目の歩・香、一・二段目の桂)
④打ち歩詰め
⑤入玉に関して(24点法、27点法、宣言法など)
①、②については将棋を指す上で根幹になる部分となるため、必ず把握しておく必要があります。③、④は簡単なので把握しておくと良いでしょう。
⑤はどうでもいいです。有段レベルになったら思い返して把握しましょう。
ややこしい上に初心者の将棋で発生する確率はかなり低いです。
この章で書きたかったのは、駒の動きを含む簡単・重要なルールは把握して、頻出ではない入玉ルールはスルーしろということでした。
2. 相手の玉の詰ませ方
前章で記載した通り、将棋は相手の玉を詰ますゲームです。
詰ます方法が分からなければ、相手の倒し方が分からないという状況になってしまいます。
ここでは簡単なものをいくつか紹介します。(詰み形)
①頭金
②一間龍
③尻金
④つるし桂
他にもたくさんありますが、細かくなるので適当に調べてください。
画像は貼ろうと思いましたが、なんかややこしくなりそうなのでぐぐってください。
当然ながら詰み形を明確にイメージできているからこそ、寄せができるようになります。玉を詰ますパターンを少なくとも代表的なところぐらいは把握しましょう。
3. 形勢判断の仕方、勝つために目指すべきこと
一般的に形勢判断に使われる指標は下記の4つです。
①駒の損得
②駒の働き(効率)
③玉の硬さ
④手番
①に近づくほど序盤に重視され、終盤には評価されません。
④に近づくほどその逆ですね。
①~④を総合的に判断して形勢判断します。
将棋がスタートしてまず目指すべきことは①の駒得です。
詳細は4.駒得の仕方で記載します。
当然ながら、相手も駒得しよう(駒損しないでおこう)とするので簡単には駒得できません。
そこで次に目指すべきは②駒の働きをよくすることです。
これも詳細は5. 良い形、悪い形で記載します。
それでは次に目指すのは③玉をかたくすること。。。という思想になるのですが、ここはそれほど単純ではありません。
玉が硬くなれば当然評価されるのですが、玉を硬くするのに時間がかかれば、それだけ相手に良い形を築かれてしまうからです。
硬い玉自体が良い形でもあるのですが、ここらへんの細かい形勢判断は実例で説明するしかなく、強くなっていく中で身に着けるしかありません。言語化が難しいですね。
④手番は終盤限定なのでひとまずスルーして構いません。
将棋は自分の駒を取られずに相手の価値の高い駒をいっぱい取り、自分の駒を効率的に配置して相手の駒の働きを悪くし、自分の玉は硬いままで相手の玉を薄くしていけば、勝てる(相手の玉を先に詰ますことができる)ということですね。
4. 駒得の仕方
前述の通り、相手も駒得したい、駒損したくないのです。
簡単に駒得できるわけがありません。
しかし、初心者同士であれば少しテクニックを知っておくだけで駒得できる展開も多発するでしょう。強くなっていけば、そのテクニックを看過した上で攻防が繰り広げられます。将棋を指していく上で必須といえるでしょう。
①うっかり
駒の効き(動き)を失念して、駒をとられるパターンです。取られる予定ではなく、取られる位置に駒を動かしてはいけません。当然、初心者のうちはこのうっかりが頻発するでしょう。少しずつ減らしていけばいいのです。頑張りましょう。
※初心者のうちは、このうっかりの頻度が勝率に直結すると言っても過言ではないです。
②銀ばさみ
③両取りの桂(ふんどしの桂)
④大駒(飛車・角)で両取りをかけるパターン
⑤割うちの銀(角)、たすきの銀(角)
⑥桂・角が詰むやつ
頭が丸いので特に桂馬は詰みがちです
⑦空き王手的な奴
飛車・角・香の効きが影になっている状態から、駒を動かして影じゃなくする(動かした駒と飛車or角or香の効きで両取りをかける)
こういうテクニック以外でも(⑥はテクニックか怪しいけど)追い回してたら可動範囲が狭くて取り切れることもあります。価値の低い駒と価値の高い駒を交換していくのが基本方針です。(ただ取りを狙えることはあまりないです)
5. 良い形、悪い形
一番書きたかった場所です。
①
②
相手の飛車先交換を受けたこの局面、金銀の配置のみが違いますね。
どちらが良い形、悪い形でしょうか。
大半の人はすぐわかりましたかね。①が良い形ですね。
ではなぜ、①が良い形で、②が悪い形なのでしょうか、言語化してみましょう。
捉え方は人それぞれあると思うので、私の個人的な意見を書いておきます。
(これが正解というわけではないです)
まず、①のほうがプロ(高段者)の実戦で圧倒的によく見るから。
今回は非常にわかりやすいのでもっと理論的に解説もしますが、見たことある・あんまり見たことない、という判断基準は極めて重要です。良い形というのはそれだけ強い人が使っています。それを意識しながら指すというのが良い形を指す第一歩だと思っています。(そのために強い人やプロの将棋を見ましょうね)
これだけだとあんまりなので、もう少し説明すると88の角にヒモがないのが挙げられます。
符号を出して恐縮ですが、②は86歩同歩同飛同金88角成という変化が生じているため、飛車先交換が受かっていません。
また、88の角がいなくなれば86歩同歩88歩と桂馬を取りに来られて駒損しそうですね。
加えて、77金型も悪形です。相手の桂馬が65桂と跳ねてきたときに77にいるのが銀であれば66銀と逃げて、「桂頭の銀」が良い形ですが、金だと「金は斜めに誘え」を実現されてしまいますね。
※何言ってるんだこいつと思った方は適当に読み飛ばしてください。
重要なのは①が良い形で②が悪い形だと認識すること、です。
理論は後からついてきます。
一部格言も良い形悪い形に直結するものもあります。
それっぽいの思いつく限り挙げておきます。
・桂頭の銀
・銀は千鳥に使え
・金は斜めに誘え(斜めに動くと一手で戻れない、働きが悪くなりやすい)
・腰掛銀、早繰り銀
・金底の歩、岩よりかたし
あと一般的な囲いも良い形とされています。
攻めにおける良い形と守りにおける良い形(囲い)を覚えて、その形を目指して指しましょう。
将棋を指し始める上で一番大変なのは駒の動きを覚えることと、この部分だと思っています。
6. 戦型選択について
何でも良いです。好きな戦法を指しましょう。
ただし、強くなりたいという想いで始めるのであれば、プロや高段者が指さないような作戦は短期的に勝てたとしても採用するべきではないと思っています。
好きなプロ棋士が指している戦法を真似するのが個人的には一番モチベーションにもなっていいのかなぁって思っています。
こだわりがない人向けにオススメ書いておきます。
①居飛車中心(なんでも角換わりor雁木)
②ノーマル三間飛車
居飛車より振り飛車のほうが玉を囲ってからの闘いにしやすいので、安定していて良いです。その反面、居飛車のほうが主導権をにぎりやすく、相居飛車さえクリアできるのであれば居飛車側を持つのがオススメじゃないかなぁと考えています。
ごちゃごちゃ書いてますけど本当に何でもいいです。楽しく指せる戦法を見つけましょう。
最後になりましたが、初心者の方にありがちなのが、詰将棋毎日何問解くとか決めてやってしんどくなってしまうパターンです。
おそらく実戦をごちゃごちゃやってるのが一番楽しいと思うので、上記のことをさらっと学んだらいっぱい実戦しましょう。なんでもそうですが、インプットとアウトプットを程よいバランスで継続することが上達の近道かと思います。
楽しくできる勉強で強くなってもらう一助になっていれば幸いです。
よくわからないところなどがあれば、Twitterやブログのコメントで質問受け付けます。
序盤における指し手の選択と考え方
お久しぶりです。先日Twitterを見ているとこんなツイートを見かけました。
「将棋が終盤と発言する有段者は序盤の定跡部分を当たり前に指すことができるのでは?終盤型を自称する高段者と(級位者が?)指すと序盤で悪くなるので」(意訳)
原文ママで出すと問題があるかと思ったので、意訳しています。発言者を貶めようというつもりは全くなく、一般論的な話を展開したいだけなのでご容赦ください。
上記ツイートを見かけた際に、衝撃を受けました。
終盤型の高段者と序盤型の級位者の序盤力に圧倒的な差がある(高段者>級位者)のは当たり前だと思っていたからです。リプライ等を見ても「当たり前に差がある」という私の考えと同様の趣旨の内容は見受けられませんでした。
ですが、私は上記内容が間違えているとは思いませんし、おそらく多くの人に受け入れられるだろうと思っています(わざわざ発言する人がいないだけだろうと思っています)。そこで、少しでも高段者(私は24でR2300前後なので底辺高段者ですが)の考えに触れてもらえればと思って本記事を書くこととします。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは私の実戦から序盤において考えていることを嚙み砕きながら見ていきましょう。(かなりうまくいっている棋譜のため、当然もっとぐちゃぐちゃな序盤もあります)
例によってソフトをかけているわけではないため、ガバガバ形勢判断をしている可能性があります。おかしいと思った点があればご指摘ください。
※私は序盤型でも終盤型でもないです。そして序盤研究は現状ゼロです。
後手1手損角換わりのオープニング。あまり先手角換わりを志向することはないので、対応に悩んだが、よくやっていた早繰り銀をしたかった。気付いたら78金を上がってしまっていて、早繰り銀+ボナンザ囲いのよくある形を放棄してしまっていたので、路線変更することに。全く詳しくないが29飛48金型のよくある腰掛銀を目指す。
研究をしているわけではないが、1手損角換わりで通常形から外れている(少し得している)ので問題ないだろう。
(*1)
一気に進めましたが、前述の通り45桂速攻等は見送り29飛48金型に。後手は52金28飛型なのが珍しいところ(工夫?)。
ここでは当然ながら通常形の後手81飛62金型との比較を考える。
ベースとして先後同型の81飛62金型で44歩と突くのは少し危険で45歩と仕掛けて先手満足の展開になりやすい。そこから1手損しているため、82飛52金型ということである。
ここでは当然45歩と仕掛けることを考えるが、通常形と比較して後手玉が少し硬いものの、65歩からの反撃をしにくいと思われる(62金型でないため、73桂にヒモない、65桂とはねたときに73角と打てるため)。
通常形でも満足できる展開であり、それよりさらに得できていそうという判断のもと、45歩と仕掛けていく。
45歩以下 同歩同桂44銀46歩31玉。
この局面で考えることは当然24歩。1歩手持ちにできれば75歩や35歩で攻めに困らない。問題なく24歩同歩同飛23歩29飛と交換できれば満足できそうだ。
気になる筋は24歩同歩同飛13角で29飛46角とされる変化はよく見かける。
ただしそれは81飛62金42玉の形が多く、28歩~33桂~21飛のような逆襲の筋が本譜では存在しない。また31玉の形で2筋を受けずに立ち回るのは後手にとってかなりリスキーな選択であり指しきれないだろうと判断。実際本譜も問題なく飛車先交換に成功する。
先ほどの図から24歩同歩同飛23歩29飛に65歩と反撃に来た。
ここで考えることは(*1)の図で考えていたことと同じ。65歩の反撃は62金型でないため、73角の反撃や73桂が浮いていることがたたりそう。
同歩同桂なら66銀で64歩なら73角。64歩以外なら65銀と駒得する変化が残り、後手が忙しそうだ。
同歩同銀もあるが、64角~73角成~65銀の2枚替えや64角~65銀~91角成のような変化で駒得して受けに回る変化から読みたい。 一方的に47銀同金38角の筋を食らって相手の玉が硬いままに攻められる展開だけ気を付ければ優位に立てそうだ。
本譜は同歩同桂64角を選択し、83飛73角成同飛65銀と2枚替えの変化に。47銀同金38角の変化を応用して47角と打ち込まれる変化を気にしていたが、相手が見送ったためおそらく優勢になった。
こんなことを考えながら序盤戦をやっているというのを少し触れていただくことができたでしょうか?将棋倶楽部24で1手30秒使えるため、将棋ウォーズの序盤とは精度が当然変わってきますが、おそらく級位者が通常形を頭に入れたうえで、その比較をし続けるのは難しいのではないかと思っています。
おそらく序盤型の高段者は通常形付近の研究が行き届いているため、比較する元になる局面が私よりも膨大にあり、それが序盤の精度につながっていることでしょう。
級位者の方もこれをやれと言っているわけではありません。底辺高段はこんなことを考えているんだなぁと触れてもらえれば私としては幸いであります。
余談になりますが、将棋は終盤が大事とか序盤が大事とか議論になることがありますが、私はどちらも大事だからどっちもやるべき、というのが答えだと思っています。
強い人の大半は序盤型になろうとか終盤型になろうとか考えず、どちらも満足いくまでやった結果、たまたま得意な方に偏っているだけだと思われます。
モチベーションを維持できるのであれば、色んな方法で将棋に触れることができるといいですね。
ニッチな内容が多く、更新をほぼしないブログですが、そのうち初心者向け記事とか出せるといいなと思っています。
長文読んでいただいた方、ありがとうございました。
備忘録2
戦型選択の備忘録
先手:角換わり早繰り銀が軸
固い攻めてるを実現できる神戦法。棋風にマッチしてるのでしばらく主軸になりそう。
角換わりの出現率あげるために26歩25歩のオープニングを選択。
後手:角頭歩が軸
後手ながら固い攻めてるを実現できる神戦法。乱戦の変化詰めます。
対四間飛車
ミレニアムが手堅く組みやすくて結構指しやすい
あまり決まってないところ
・26歩84歩25歩85歩76歩34歩の横歩模様(先手側)→にわか青野流
・26歩34歩25歩44歩~雁木模様(先手側)→左美濃
・対26歩25歩(後手側)→適当に居飛車で対応していたけど振り飛車やるかも
・対ノーマル三間→けんた流してたけどやめます、いい作戦ください
固い攻めてるに沿った作戦あったら教えてください。
(2017年の画像使ってるのなんかいいよね)
備忘録
3年ぶりに最高Rを更新したため、記録の意味を込めて記事書きます。
現在の戦型選択
先手:中飛車(相振りは中飛車左穴熊、47銀型を目指すことが多い)
後手:迷走
後手番の戦法に悩みながら先手番を引き続けたため、最高R更新しました。
少し前までは先後問わず居飛車をしていたものの、横歩相掛りをはじめ研究してないのに戦うのはかなり厳しいため挫折。
新作戦検討メモ
54銀出て44歩なら64歩とかから攻める手順と振り飛車の両天秤の作戦。
36歩から急戦で4にそうなためおしまい。
オススメの後手戦法(できれば振り飛車)あれば教えてください。
めちゃくちゃモチベ高いので一緒に将棋して遊んでくれる方募集してます。
右四間飛車対策 居角居銀型
友人に右四間対策を書けと脅されたので、メモ書き程度に記録残します。
後日加筆修正していくかもしれません。
基本図 角銀を動かさず、7四歩の仕掛けをみせるのがポイント。
7四歩をつく前の6五歩~の仕掛けには6三歩同飛から8二角を打つパターンが多い。
3三角を見て7四歩。玉が不安定なとき(3三角、2二玉の瞬間等)に仕掛ける。
6五歩同歩同銀には3四飛。7三歩~同じ仕掛けには7六飛~8六飛で頑張って攻めていきましょう。
仕掛けを見送ると7六飛~7七桂と組んで満足。このとき6五歩からの仕掛けに対して、居銀であることで角にひもがある。
以下仕掛けを封じて9七角~5六銀に組めば作戦勝ちが見込める。
本格派居飛車党(角換わり)
先駆者へのリスペクトを忘れないこと。
本格派居飛車党である私は角換わりも当然クリアしなければいけない課題だ。
先日Twitterを眺めていたら以下の局面が流れてきた。
起源が誰かは知らないが、Twitterで流れてきたもので初めてみた構想だった。
腰掛銀を見せて玉の移動を見てから棒銀へのシフトだが、面白い着想だと思ったので少し掘り下げようと思う。
流れてきたものは端歩の交換が入っていることと後手での採用のようだったが、ひとまず端歩なし・先手番での作戦として取り上げる。
(基本図)作戦の岐路。
後手としては①4二玉②4四歩③7三桂④5四銀⑤6二金⑥5二金あたりが候補手。
一番普通な4二玉に対して変則棒銀をしていくことになるが、他の選択肢ではどうなるのか、少し考えてみる。
②4四歩には右四間で先攻して不満なし。
③④⑤には3七桂~4五桂で先攻。成立しているかは微妙なので専門家の人教えて。
⑥5二金なら通常形に戻る?流行の6二金型を回避できている意味はあるかもしれない。
と、4二玉以外にも一定の成果をあげられそうだ。研究したら教えてくれ。
ということで4二玉に対する変則棒銀の変化を掘り下げる。
優秀っぽいなぁと思える変化を取り上げており、ソフトは例のごとく導入していないので、適当に指摘ください。
(基本図から)
△4二玉▲3七銀 △5四銀 ▲2六銀 △1四歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀
棒銀が捌けて成功。かなり条件がいい。銀交換できたら5六角を軸に攻めを考える。
(基本図から)
△4二玉▲3七銀 △5四銀 ▲2六銀 △5二金 ▲3五歩 △4四歩▲3四歩 △同 銀 ▲3七銀 △3三桂 ▲2四歩 △同 歩▲同 飛 △2三金 ▲2八飛 △2四歩
互角っぽい局面。ここから▲3五歩は△同銀▲3六歩△2五桂▲3五歩△3七桂成▲同桂△3六歩で失敗。3三桂を跳ねていないと3五歩~3六銀で逆に成功となる。
以下は3六歩ぐらいか。先日の羽生-丸山戦と比較すれば、5二金4二玉が入ってるのがプラスかどうか。4六歩が事前に突いてあるのがプラス。しっかり攻めることができるなら当たりが強くなってるという主張にできそうだ。
ほんの一例でしかないが、変わり種の戦法を使うのはとても楽しいので、研究するかどうかはともかく指してみると楽しいかもしれない。勢いで書いたものなので内容の薄さや精度は許して。
Twitterで取り上げていた方の名前は出さないほうが良いと思って出していないですが、この記事がもし迷惑をかけるようであれば削除します、ご一報ください。